2015.08.03
「夢のような世界やったわ!!」
近くのイオンモールに外出レクレーションとして、2人の利用者様が職員と出かけられました。
その外出から帰られた時、
「どうでしたか?」「楽しかった?」 と声をお掛けすると
「夢のような世界やったわ!」 とお二人共、満面の笑顔。
手には、お洋服の入った紙袋を大切そうに握りしめ・・・
「見せてあげる。」と袋から、正札のついたブラウスとズボンを私に見せてくれました。
「○○さんと選んでん。」「ええやろ。」「うまいこと買い物できてん。」
「お昼はなあ。オムライス食べてん。」「ふわふわで美味しかったわ~。ほんまに美味しかったわ。」
次から次と会話が溢れ、楽しい時間が手にとるように伝わってきました。
そんな会話の中で、私は「こんなに楽しんで頂いて、よかった!!」と思いつつ、少し複雑な気持ちになりました。
私達が当たり前のように普段から行っているイオンモール・・・私達にとって、特別な所と意識したこともない場所。
このお二人は、「夢のような世界」と・・・
「また、今日買ったお洋服を着て、おしゃれして、行きましょうね。」
職員皆、強く、強く、心に刻みました。
今日のお二人の笑顔、そして、「夢のような世界」と言われた事を。
改めて、利用者様の楽しみ、喜びを1つでも多く見つけて、実現していきたいと思いました。