「特別養護老人ホーム」に、どんな印象をお持ちですか？？

変な書き出しから始まった今日のブログですが、特別養護老人ホームで勤務している私にとって、気になることがありました。

先日、家でテレビを観ていた時のこと。介護の虐待に関するニュースが流れていました。
特別養護老人ホームに入所している利用者に対しての暴言が、ＩＣレコーダーに録音されていました。
その音声を聞くと…ひどい。本当にひどい。

そんな映像が流れた後、あるコメンテーターの発言に度肝を抜かれました。

「利用者側から言うと、お金のすごくかかる介護施設に入れられれば、ちゃんとした扱いしてくれるんですけれども、やっぱりお金があんまりないと、特別養護老人ホームに入るしかないんですよね……」

このコメントには唖然としました。これは世間の声なのかな～、とも思おうにも納得がいきませんでした。
「ちゃんとした扱いしてくれるんですけれど…」とか介護の仕事を何だと思っているんだ。「入るしかないんですよね…」とか特別養護老人ホームを軽視した発言だと私は思うのです。

大阪市の指定管理制度の指定を受け、社会福祉法人みなと寮が弘済院第1特別養護老人ホームの運営を開始してから４年が経ち、今年で５年目。食事サービスや行事・レクリエーションなどの余暇活動以外にも様々なサービスの工夫を行い、職員の介護技術を含む介護サービスの質も向上してきていると感じています。
私自身、弘済院第1特養に入職した１年目より今の方が支援出来る範囲も広がってきました（と思いたいです(^^;)）。

利用者さん一人ひとり歩んできた人生が違うから、介助の仕方も違えば支援する方法も違います。介護の仕事は簡単な仕事ではありません。まだまだ至らぬ部分もありますので日々勉強ですが、職員は介護の仕事にやりがいと責任を持って、利用者さんに真剣に向き合っています。
お金のすごくかかる介護施設も、特別養護老人ホームも、ちゃんとしてますよ！！
と声を大にして言いたいです。

個人的な想いがかなり出てしまった投稿になってしまい、すいません。

このブログを読んで下さり弘済院第1特養のホームページを見てくださった皆さんは「特別養護老人ホーム」に、どんな印象をお持ちですか？？