ぽかぽかプラン

pokapoka

2012.11.09

記憶を失っても、感情は残される。

※先日、認知症について目に留まった記事があったので、一部抜粋させて頂きました・・・φ(.. )
                       下記
・記憶というものについては、3つの種類に分類することができる。
1.過去にあった出来事の記憶は「エピソード記憶」と言われる。自分がいつ結婚したとか、子供がいつ生まれたとか、楽しかったり、辛かったりする思い出などがエピソード記憶に含まれる。
2.言葉の意味の記憶は「意味記憶」と言われる。誰々さんはなんという名前だとか、りんごの色は赤という色だとかの記憶である。
3.技能や手続き、物事のノウハウの記憶は「手続き記憶」と呼ばれる。これは仕事の手順を覚えることなどが含まれる。
認知症の方の場合、このうち最初に失っていくのがエピソード記憶と意味記憶であり、手続き記憶は比較的晩期まで残ると言われている。その理由について、認知症の専門医等に尋ねると、「記憶の回路が違うので、差が生ずる。」と説明されることが多い。
これらの記憶はすべて「情報の記憶」であり、それは海馬の機能不全によるものであることを前述したが、こうした記憶の障害が進行した人でも、嫌だ、嫌いだ、好きだ、嬉しいなどという感情はなくなっておらず、そしてその感情の記憶は、情報の記録とは、これも回路が違って、認知症になった後でも、感情の記憶は残ることが多いというのである。
つまり記憶障害があって、直前の出来事は全く覚えていない認知症の人だからといって、その人にとって嫌な行動をして不快な感情を与えても、その記憶もなくなって、大した問題ではないだろうと考えることは間違いだということである。
感情の記憶は残るので、嫌な行為、不適切な関わりをする人間に対して、認知症の人は悪感情を持ち、怖がったり、嫌ったりできるのである。
逆に言えば、適切な関係を構築することで、認知症の方にも信頼してもらえ、好きになってもらえる可能性があるということだ。
認知症の人は、意味記憶がなくなっていくので、その好きになった人の顔は忘れてしまうため、次の日には初対面の人のように、最初は警戒されたとしても、本当に信頼される関係を作っておれば、感情の記憶が残っていることから、信頼関係を寄せている人が対応すると、落ち着いたり、穏やかになったりすることができるのだと思う。
だから記憶を失っても、感情は残されていると表現されるのである。そして我々は、この感情を大切にしながら、認知症の方々が良い感情を持てるように、日々かかわらねばならないのである。

この記事を目にした時、介護士として特養で働き始め、ようやく仕事にも慣れてきた頃、自分自身で  勝手に苦手意識を持ち、壁を作ってしまうことで、それが自然と利用者の方にも伝わってしまっていると  いうことを身を以て、体験するというできごとがあったことを思い出した。
それ以来、苦手意識や壁を作らず、好かれるような介護職員になれるよう、日々精進している次第ですが・・・(^_^;)
認知症ケアについて、ボクはまだまだ経験も浅く、知識も乏しいので、その分信頼を寄せてもらえるようなかかわりができるよう心掛けていきたいと思います。