2015.06.11
虐待防止について
先日、新聞報道などで、障害者施設における虐待についての報道があった。テレビでは、職員による利用者の方への虐待(暴力・暴言)の映像が繰り返し流されており、見ていると嘆かわしいばかりで、なんでこんなことをするのかと当たり前ながらに思ってしまう。
”なんで”と思った時に、ふと先日の当施設において行われた虐待防止についての研修のことが思い出された。
やはり、ケアを必要とされている方を受け入れる施設として、虐待がダメなのは当たり前なのだが、虐待ってどんなことなのか(暴力だけが虐待でないということなど)、広義には人権擁護についても、学ぶ機会を設けることが重要だと改めて感じさせられました。
当施設では、弘済院第1特養の特徴(10項目)の中に、職員研修の充実を掲げており、今年度研修計画の中に虐待防止、身体拘束廃止、人権擁護に関わる研修を組み込んでいます。
このような研修を繰り返し行う事で、人権意識の向上を図り、職員がお互いに指摘し合えるような環境を構築して行ければと考えています。
上記を踏まえて、
法人理念「利用者一人ひとりの人格・人権を尊重し、自立支援を旨として社会福祉の増進に努めます」
を改めて意識したいと思います。