特別養護老人ホームとは、介護を必要とする高齢者の方で、在宅での生活が困難になった方々が入所している施設です。
介護職員としての主な仕事は、利用者の方の食事、入浴、排泄の介助や健康管理、ご家族への対応、その他日常生活全般に関わる介助や支援などです。利用者の方への直接的な介護はもちろん、お話をしたりレクリエーションや行事、クラブ活動を実施したりと、日々を楽しく快適に過ごしていただけるよう様々な配慮も行います。
入所されている方々は、日常的に介護を必要としている方々ですが、要介護の度合や介助方法は一人ひとり異なります。意思表示ができない方も多いため、介護職員が利用者の方の状態を把握し、ニーズを察知して情報を共有し、きめ細やかな支援を行っています。
高齢社会の中で今後いっそう特別養護老人ホームの需要が高まる中、公立の施設から民間の社会福祉法人へと移行したことで、民間ならではの先駆性・柔軟性を発揮し、福祉サービスの質の更なる向上に努めています。
特別養護老人ホームみなと弘済園は、大阪市の北、豊中市と吹田市にまたがる千里ニュータウンの、緑豊かな丘陵地にあります。広い敷地内には多種の植栽があり、四季ごとに様々な彩りにあふれています。
昭和41年4月に開設された、長い歴史のある施設です。開設から平成23年3月31日まで大阪市が運営を行ってきましたが、平成23年4月1日より、大阪市の指定管理者制度のもと社会福祉法人みなと寮が施設の管理・運営を行うこととなりました。
法人の事業運営の安全性と提供する福祉サービスの健全性が評価され、令和4年4月1日から、再度、公募による選考の結果、民間移管という形で施設の管理運営を継続していく事となりました
民間の柔軟性を活かして地域のニーズに応えるサービスを提供することが求められています。特別養護老人ホームの入所を待っておられる方々を受け入れることはもちろん、入所されている方々に質の高いサービスを提供することも大切な使命です。
例えば・・・快適で安全な居場所を提供すること、丁寧な介護を提供すること、おいしい食事を提供すること、温かな思いやりと楽しい思い出を作ること･･･等々
入所されている方々や家族のみなさまに「ここに来れて良かった」と思ってもらえるような施設を目指して取り組んで行きたいと考えています。
「介護の仕事」というと、どんなイメージでしょうか？
きつい、汚い、お給料が安い･･･世間一般的にはそんなイメージがあるかもしれません。
でも！実際には、私たち特養で働く職員は仕事にやりがいと楽しみを持って働いています。
介護を必要としている高齢者のお世話をするのは、確かに大変なこともあります。肉体的にきつかったり、人間関係で悩んだりもするかもしれません。けれど大変なことばかりではありません。
利用者さんと過ごす時間、仲間と一緒に働く時間、毎日の中に喜びや発見があります。仕事をして「ありがとう」と言ってもらえる。自分を頼ってもらえる。「体に気いつけや」と気遣ってもらえる･･･。
人の役に立てているという充実感があります。これはなかなか他の職業では味わえない、介護の仕事ならではの魅力だと思います。
介護の仕事に喜びや楽しみを、一緒に見つけていきませんか？未経験でも大丈夫です。素敵な笑顔と温かい心で仕事をしてくださる方をお待ちしています！