2015.08.31
もう一つの芥川賞
又吉さんの火花は、209万部到達とか・・・
マスコミの取り上げ方が、これまた凄い❗️
かくゆう私も、早速、購入。そうそうに、読み終えた。感想は❓今日は、あえて、語らず・・・視点を変えてみる。
赤鮮やかな火花が、うず高く積まれているコーナーの横に、なんか控えめに(私には、そう思えた)存在する グレー表紙の本・・・
もう一つの芥川賞ー羽田圭介 スクラップ・アンド・ビルドだ。
要介護老人と無職の孫との息詰まる攻防戦と書かれたピンクの帯が、目にとまり、購入。
読んでみると、二人の会話に、思い当たる事が、多い事、多い事。
お盆に、実家に帰った時の光景が蘇る。
老を重ねる中での老人の思い。向い合う若者の揺れ動く心情。彼は、自分で気がついてないが、老人、祖父から、大きな成長要素を貰っている。
人間は、誰しもいつか、老を向かえる。
老人の思いに、もっともっと、寄り添おうと思った。