11月20日の朝、「こんな記事があったよ。」と施設長から、朝日新聞を渡された。

紙面には、特養「居酒屋」商い中と写真入りで大きく紹介されていた。横須賀市と明石市の特養の取り組みであった。ちょうど、前日の11月19日　1特でも洋風居酒屋「Varietas」を開店したところでもあり、とても興味深く拝見した。

～施設に入る前の日常を一時的に取り戻せる場、笑顔が増え、機能の回復にもつながっている。～

記事の最初に書かれていた。　　思いは同じ！！
私達の取り組みは、利用者さんにとって意義あるもの！！と再確認しました。

実際、「Varietas」は、回を重ねる毎に人気を博し、利用者様、家族様で満席状態。

ここで、少し洋風居酒屋「Varietas」を紹介させて頂くと、日中は、明るい陽がサンサンと当たる喫茶が様を変え、照明を落とし、いくつものキャンドルの灯りのみ。その中を施設職員の奏でるクラシックピアノのやさしい音色が流れる・・・そのピアノを楽しみに来られる方もおられる程。
メニューは、夕食後とあって、お腹にやさしい軽いもの。しかし、普段あまり味あうことが出来ないもの。食べやすさは勿論、見た目にもこだわる。五感で非日常を味わってもらいたい。場所の雰囲気、職員の服装、すべてにわたり非日常を意識し取り組んでいる。
プチグラタン・季節のサラダ・豚汁・パンケーキ等々・・・
M主任が、1特農園で、心を込めて育ててくれた野菜を利用し、季節を感じてもらえる様にその都度、管理栄養士を中心に考える。利用者様は、300円。家族様は、500円。。勿論、飲み放題・・・しかし、体調を考えてほどほどに。お酒は、日本酒・ビール・カクテル・ソフトドリンク。銘柄は、厳選して。例えば、日本酒は、大吟醸・・・
「口当たりがよくて、美味しいと、大好評だ。
毎回、「ここどこ？」「施設とちがうみたいや。」と、利用者様の驚きの声が飛び交う。

さて、来月は、どんなメニューで、どんな企画で、利用者の方々をお迎えしようか・・・

「Varietas」が笑顔満開になることを願って、みんなの知恵を出し合おう！！！